2016.02.19

第33回:意外とケアは甘い!?アメリカの脱毛事情

アカデミー賞受賞パーティーなどでのハリウッドセレブのドレス姿、どこもかしこもツルツルで見とれてしまいますよね!アメリカでは一般人でもあのように脱毛するのが当たり前なのでしょうか?アメリカの脱毛事情について紹介します。

腕の毛は意外と気にしていない?

アメリカのセレブたちはばっちり全身脱毛するのが当たり前になっているようですが、一般人は必ずしもそうではないようです。とくに半袖の季節になると腕の毛はそのまま、場合によってはワキ毛も手つかずという人もいて驚かされます。

たしかに毛の色によっては腕の毛もワキ毛も目立ちません。とくに金髪ならばなおさらです。アメリカ人でも東洋系や黒髪の人はきちんと処理している人が多いようです。おおらかな国民性のせいというよりは、単に毛の色のせいともいえるでしょう。

VIOはしっかり処理する!

そんな上半身のムダ毛に関しては「目立たなければOK」という意識のアメリカ人ですが、VIOに関しては話は別です。VIOを処理していることは大人の女性として当然のたしなみとされているのです。VIOに関しては金髪も黒髪も関係なく、キレイにしてあることが常識になっているのです。

実際、アメリカ人とお付き合いをしてVIOのお手入れをしていなかったばかりに別れ話にまでなったという日本人の例もあります。手入れをしていないVIOはアメリカ人男性にとってグロテスクに見えるということです。

最近では女性だけではなく男性もVIO処理をする人が増えているとか。アメリカ人女性にとっても未処理のVIOは受け付けないという感覚が広がりつつあるのかもしれません。

ワックスでの処理が主流

ムダ毛の自己処理というと日本ではカミソリやシェーバーを使用する人が多い傾向があります。一方、アメリカでの主流はワックスです。

白色人種は黄色人種にくらべて肌が乾燥しがちで弱い人が多く、どうしてもカミソリ負けしやすくなっています。カミソリはどうしてもほぼ毎日剃らないとどんどん新しい毛が生えてきます。そのように刺激を与える回数が多くなるほど、炎症を起こしやすい肌質の人が多いのです。しかし、ワックスならば一度に広範囲を処理できるうえ、しばらく新しい毛は生えてきません。ワックスをはがす瞬間は痛みを感じるかもしれませんが、刺激を与える回数はトータルでは少なくなるのです。

やはり人気はエステサロン

ワックスで自分で始末をしているアメリカ人もたくさんいますが、やはり自己流では完璧なわけではありません。それは、日本人のカミソリ処理ではいろいろと問題が起きがちなのと同じです。

セレブはもちろんエステサロンに通う人がほとんどです。足を運ぶ回数も頻繁ですし、エステサロンの中にはセレブ専用をうたっている贅沢なサービスがウリのところもあります。もちろんそういったエステサロンは非常に高額であることはいうまでもありません。

一般人も、できればエステサロンに通いたいと考えている人が多数派のようです。VIPゾーンは自分では見えないので、自己処理は困難を極めます。また、デリケートゾーンという別名がある通り、とてもかぶれなどを起こしやすいという問題もあります。できればきちんとした知識とテクニックを兼ね備えたプロにまかせたい部位なのです。

近頃、日本ではお手頃なエステサロンが増えていますが、その流れはアメリカでも見られます。リーズナブルなエステサロンが増加しているのだそうです。肌と毛の色の関係から人種によって効果のでやすい施術は異なります。黄色人種にはフラッシュ脱毛、黒色人種と白色人種にはニードル脱毛がより効果的で、さまざまな人種の住むアメリカでは複数の施術が可能なエステサロンが多いとのことです。

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