第10回:なぜできる!埋没毛の原因とお手入れのコツ

お肌の内側でブツブツしているムダ毛、それが埋没毛です。お手入れが難しくなってしまうだけでなく、皮膚の炎症を招く原因にもなります。実は、埋没毛は日ごろのお手入れが原因でできています。今回は埋没毛ができてしまう理由と、予防するための方法についてご紹介します。

実は危ない!埋没毛ってどんなもの?

埋没毛とは、脱毛をしたときにお肌の中に埋もれてしまった毛のこと。ワキやVラインのように、皮膚が硬く、毛がバラバラな方向に生える部位に生えやすいと言います。

カミソリや毛抜きでお手入れしていると、埋没毛ができやすくなると言います。普段のお手入れで皮膚表面のバリアが傷ついてしまったとき、お肌に見えないかさぶたができるからです。つまり、お手入れの仕方を誤った結果、皮膚の内側から毛が出られなくなってしまった状態なんです。

例えば、深く剃りすぎてしまったり、毛の向きと逆方向に剃ってしまったりすると、埋没毛ができやすくなります。また、毛抜きで処理をするとお肌が硬くなりやすいので、あまりおすすめできません。

放置したままの埋没毛は、大抵の場合は自然に解消されます。でも、ひどい場合はいつまでもなくならず、色素沈着や炎症を引き起こす原因になるんです。お肌にもよくないですし、見た目も恥ずかしいという状態ですから、できるだけ早めに取り除いてあげることが大切です。

間違った埋没毛対策は色素沈着の原因

埋没毛のお手入れをするとき、針や毛抜きでお手入れする方もいると思います。でも、針や毛抜きで無理やりほじくり出そうとすると、お肌にダメージを与えるばかりか、色素沈着の原因になってしまいます。埋没毛はお肌が傷んだ結果なので、絶対にやめましょう。

さらに、針や毛抜きでのお手入れは、ひどい場合、雑菌が皮膚の内側に入ってしまう恐れがあります。炎症を起こしてしまう可能性があるので、埋没毛が取れないばかりか、お肌にもよくないんです。

カミソリでのお手入れも、もちろん効果はありません。皮膚の表面を削ってしまうだけなので、お肌にかさぶたができてしまうだけです。

すぐにできる埋没毛対策はガーゼでこすること

埋没毛のお手入れをするとき、お風呂上がりにガーゼやタオルでこする方法があります。皮膚が柔らかくなっているので、ちょっとした埋没毛なら出てくるかもしれません。軽くこすること、週1回程度にすることがポイントです。

ちょっとした埋没毛が気になる方には、ガーゼやタオルでこする方法はおすすめです。ただし、このやり方では必ずお手入れできるわけではないので注意しましょう。

確実な埋没毛対策は脱毛サロンやクリニックへ

埋没毛を確実にお手入れするには、レーザーや光を当ててムダ毛処理することが効果的です。メラニン色素を狙って照射するので、皮膚の表面にないムダ毛にもアプローチできます。

家庭用脱毛器を利用してもよいのですが、お肌のことを考えるなら脱毛サロンやクリニックがおすすめ。経験豊富なプロのスタッフが、脱毛するのにピッタリな温度や時間を設定するので、お肌を傷めずに済むからです。もちろん、施術後のアフターケアも徹底してくれるから、お肌を傷めずにすみます。

お肌が炎症を起こしていると、せっかく脱毛したのに効果も半減してしまいます。埋没毛をキレイにするだけでなく、お肌のことも考えてあげるとよいでしょう。

埋没毛を抑えてツルスベ美肌をポイントは、「放置しておかない」「カミソリや毛抜きでお手入れをしない」「ガーゼやタオルで軽くこする」「確実なお手入れはレーザーや光で脱毛をする」でした。なかなかキレイにならずに困っている方は、脱毛サロンやクリニックを利用してみましょう!

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