第11回:気になるワキのニオイの原因はムダ毛かも!

ワキ汗が気になる女性は多いはず。でも、汗だけでなくニオイも気になるという人もいるみたいです。実は、汗のニオイとムダ毛処理には大きな関係があると言います。今回は、ワキ脱毛とニオイの関係についてご紹介します。

汗のニオイができるまで

人間が汗をかく理由は、体温を調節するからです。身体に熱がこもったとき、汗をかくことで熱を逃がしています。

汗が出る状況は、大きく分けて3種類あります。体温調節をする「温熱性発汗」、緊張・興奮時に出る「精神性発汗」、からい物を食べたときの「味覚性発汗」です。さらに、汗には健康的なものと不健康なものがあり、体内環境の状況によって、その質が変わります。

良い汗は、エクリン腺から出る汗でサラサラとしています。健康的な方がスポーツのあとにかく汗がこれに当たります。一方、悪い汗は、アポクリン腺から出るベタベタしたものです。たんぱく質や脂質、塩分を多く含み、なんとなく不快感があります。雑菌が繁殖しやすいため、ニオイの強い汗になってしまうのです。

いわゆるワキガは、アポクリン腺と呼ばれる汗腺が発達した状態。イヤなニオイが気になる方は、アポクリン腺が発達しているのかもしれません。

ムダ毛がニオイを強くする!

汗のニオイの原因のひとつに、雑菌が繁殖しやすいことがあると分かりました。しかし、悪い汗をかいたときにイヤなニオイを増殖させる原因は他にもあります。実は、ムダ毛があることも、汗に含まれる雑菌が繁殖する理由です。

ムダ毛は不衛生な環境であり、雑菌が繁殖しやすい場所。剃らないのはもちろん、剃り残しがあっても不快なニオイの原因である雑菌の温床になることは変わりません。毛があることで、汗が蒸発しにくくなるからです。

毎日小まめにお手入れしたり、サロンやクリニックで脱毛したりすると、汗をかいても雑菌が繁殖しにくくなります。ニオイを和らげたい場合、ムダ毛処理をすることが効果的です。

実は逆効果!? 自分でのムダ毛処理

脱毛やムダ毛処理は汗のニオイを和らげると言いましたが、実は、間違った方法では逆効果になることもあります。イヤなニオイの原因であるアポクリン腺を刺激し、余計に不快な汗が出てしまうからです。

例えば、毛抜きでムダ毛を処理している場合は要注意。毛を抜くとき、毛穴や毛近とともにアポクリン腺が刺激され、イヤなニオイを引き起こす原因になってしまいます。

自分でお手入れするなら、毛抜きよりもカミソリのほうが刺激を与えにくいです。特に、電気シェーバーであればお肌へ直接刃が当たらず、安全にムダ毛処理ができます。

イヤなニオイ対策に脱毛しよう

カミソリでのお手入れは、イヤなニオイが気になる方におすすめです。しかし、お肌へのダメージが大きく、色素沈着や炎症を引き起こしてしまう可能性があります。

イヤなニオイを解消するだけでなく、同時にツルスベ美肌を目指すならサロンやクリニックでの脱毛が効果的。レーザーや光で毛根から焼くので、お肌も傷まず、キレイに脱毛できます。

脱毛後、人によっては汗がたくさん出たり、ニオイが気になったりするケースもあります。その原因は精神的な理由がほとんどです。今までよりもワキのムダ毛に対する意識が強くなっているだけなので、しばらくすれば自然とおさまります。一定期間我慢しなければなりませんが、症状がおさまるまで待ちましょう。

ワキのムダ毛があると、イヤなニオイの原因になってしまいます。ポイントは、「悪い汗をかかない」「毛抜きでケアしない」「レーザーや光で脱毛する」といった対策が必要です。イヤなニオイを解消しながら美肌を目指すなら、ぜひサロンやクリニックで脱毛するようにしましょう。

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